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融資の据置期間ってなんのこと?#217




以前こちらのブログで少し書きましたが据置期間のお話です。



銀行や公庫の融資において、「据置期間」という表記を目にします。

今の時期において、この据置期間を」使う使わないというのも大変重要になってきます。 本日は融資を受けるにあたって、据置期間と融資を受けるための考え方について解説します。

据置って何?

据置というのは、その期間、元本を返済せずに利子だけを返済していくという期間になります。

つまり、元本は後回しにできるので、支払いに困っている時には使える制度です(据置制度の利用有無は事前に金融機関に確認ください)。

据置期間の考え方 据置期間はあくまで利息のみですので、大元の元本が減っているわけではありません。

ですので、通常であればなるべく無しか、あっても短期にしていた方が無難です。

あくまで初期費用や最初の1月目、2月目は売り上げが出ないことも多いので、

先を見越して据置期間をひとまず設けておく(保険のような意味合い)で使う方がいいかなと私は思います。



ここからが本題

と、ここまでは通常の場合です。


ここからが本題ですが、この期間ならではの情報をお伝えします。

金融機関によっては無利息無担保(つまり利息かかりません)制度がこの時期始まっています。


また無利息でなくても、利息自体が低金利になるなどの通常より非常に良い条件で貸付が可能です。



3月、4月、今後政府の延長が発表された5月売り上げが厳しくなっている企業がほとんどだと思います。また、先の見えない状況です。


廃業する

勿論選択肢として廃業するというのもあると思います。一般的には知っている方知らない方もいるんじゃないでしょうか?廃業したらそこで終わりではないです。

テナントをもとの状態に戻すため、現状復帰にかかる費用(百万前後〜内装なども手をかけた場合は数百万単位)がかかります。

廃業を選択した時点で、融資の返済が終わっていない場合はその支払いと、現状復帰の費用と、

前年に基づき税金がかかりますので、まだ未払いの場合、かつ前年絶好調だった場合、

その支払いも今年ありますね。


継続する

現在の支払いを一部軽くして、据置期間で利息なく支払いも期限先延ばしになるので、

手元に融資資金を残し、最低限の固定費に回し、いざというときに備える。


廃業にも借金が発生するので、この方法でなんとかしの、未来にかける。



追加融資の際の注意点

これは例えば、既に融資で借り入れがあり、

追加融資として借りる場合です。

据置期間を利用しないと現在の融資と新たに借りる融資の2重返済になります。

それについては、しっかり計算した方がいいです。


多重債務者になっては、元も子もないです。


あくまで今後の戦略によりけりですので、現在の状況をしっかり分析した上で方法を吟味しましょう。


最後に

据置期間は自己申告です

今の時期でしたら銀行の担当者にも確認されると思いますが、自己申告制ですので

事前に計画を立てて据置期間を設けたい旨を必ず伝えましょう。


融資を紹介するページに据置期間という文字があるからといって、自動的に適用されるわけではありません。融資担当者に相談する際、また、正式に契約書を記入する際に据置期間がどうなっているかをきちんと確認しましょう。 明るい未来にかけるもよし。ここで早々と退却して人生やり直すもよし。

どちらの判断も正解不正解はありません。社長であるあなたにかかっています。


 

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