ジョンスタインベックの名言。
この仕事は今でこそ、多くのスタッフや従業員が出来たおかげや、
税務面などサポートくださる先生方が出来たおかげで
ポジティブな仕事ができているが、ほんの６ー７年前までは孤独を感じていた。
プライベートなこともあるので、諸事情は伏せるが、
ある日突然相談できる相手がいなくなり、無責任に孤独にこの仕事を託され、取り残された。
それはもはや、無責任に丸投げされた状態に陥っており、
経営面は苦しくなった。
環境が変わると、非情なお客さんからの不条理な要求やクレームを一人で対処しなければならなくなり、
当時は従業員にも全く恵まれず、日々サンドバックのように、あれこれぶつけられ、
そしてまた、これらを誰に相談できるわけでもなく、毎日ストレスを抱えながら、
暗闇の中もがきながら、休みも何日も何日も取れず、睡眠も削って、仕事をしていた。
体調も崩れ、激ヤセし、うーんあれは精神的にはギリギリの本物の孤独であったと思う。
一人で何かをこなそうともがく『孤独』の時間。
孤独は、人をとことんダメにするなと思った。
そこには虚無しか生まれてこない。隠と陽の明らかな隠の状態である。 隠の状態は体調をより悪くし、 「なんで俺が」「フザケンナ」
そんな、孤独に陥ることで、マイナス思考が次々に生まれた。
私の場合、そこから立ち直れたのは、奇跡的な人との出会いや、
今の妻と出会ったのもちょうどその頃で心の拠り所が見つかったかもしれない。
こうして、少しずつポジティブな感情に回帰し、経営状態も比例するように上向きになっていった。
たまに、孤独が好き、と孤独を好むような発言をする人もいる。
ただ、それは実はただの開き直りか、もはやすでに『病気』に侵されている状態のどちらかである。
例えば一人旅、一人で飲みに行く、一人で行動することを好むことなどは孤独とは言わはない。
物理的には人に会い人との交流を絶っているわけではない。 本当の孤独というのは、どんどんマイナスの部分に突入して行くのだから。
ちなみに、孤独ではなく『孤高』という生き方考え方もある。 孤高は自分を持ち人に左右されず、自分が思うがままに行動し、
その中で見聞を広めつつ人とも少なからず交流しているのだから。
孤高の生き方、という点は経営をする上では時に必要なこともある。
孤独の生き方はオススメしない。実体験からも人として生きる以上不要な生き方である。
今日の名言：あんまりひとりぼっちの人間は、しまいには病気になるもんだ
ジョン・スタインベック
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