坂口安吾という人物の名言です。
この方は実に面白い人です。
破天荒で細かいことは気にしない豪快な性格だったらしく、
杉板の上に彫刻刀による大きな字で「余は偉大なる落伍者」と書かれているのが発見されたほど。
破天荒エピソードとしては、
1、ガキ大将として地元では評判の悪ガキ。
子供の頃、家で一番怖いのは大抵母ちゃんでしたが、その母ちゃんよりも怖い存在と恐れられ
呼び出しに応じないと殴るので、街の子供達は母ちゃんの目を盗んで窓から抜け出してでも従っていた。
2、近眼を理由に留年。
目が悪かったが眼鏡を買ってもらえず、白紙で答案用紙を提出し留年。
留年は人生最高の出来事だったと後に語っています。
3、カレーライスを100人前注文する。
浪費グセが災いし、原稿や家財道具など差し押さえを受ける。浪費グセは常任レベルを(もはや奇人)超えており、
当時居候の身でありながら、自分の奥さんにカレーライス100人前を注文し庭の前に並べさせる。
それを見て仰天する家主をよそに庭の芝生にあぐらをかいて食べていたそうです。
4、部屋は基本掃除しない、
貴重な写真です。
林忠彦写真集 日本の作家(小学館)p3より 撮影/林忠彦
さて、そんな坂口安吾は無頼派としても知られています。
有名な無頼派作家といえば太宰治ですね。彼もまた破天荒な人間です(笑)
そして、この二人は生前「無頼派三羽烏」と言われ深く交流があったようです。
類は友を呼ぶってやつですね!(笑)
無頼派とは、
第二次世界大戦後、近代の既成文学全般への批判に基づき、同傾向の作風を示した一群の日本の作家たちを総称する呼び方です。
無頼派と呼ばれる作家たちの共通点は、「個々の各作家たちが自分たちで新しいイデオロギー(人間の行動を左右する根本的な物の考え方)を作った」ということが挙げられます。
さて、とても好きな作家さんなので前置きがずいぶん長くなりましたが、
そんな坂口安吾の名言の一つが「人生の疲労は年齢には関係ない」ですが、
人にとって大事なものとは何でしょうか?
仕事?お金?地位?名誉?生活?趣味?
まぁそれぞれ大事ですし、どれが一番かは人それぞれ異なる部分でもありますが、
私があげるなら、好奇心と向上心でしょうか。
日々同じことを繰り返し、制約、ノルマ、時間、
何かに縛られていると不自由な余り、どっとストレスや疲れが溜まりますね。
以前チャールズ・ディケンズの書いた名言の一節「朗らかであること、そして満たされていること。
それは間違い無く人を美しく、若々しく見せるのだ」
の引用から解釈を書きましたが、
個々の生き方にとって大事な部分、ポジティブな要素を一つでも人生の中に見いだし
見つめることが大事と書きました。
日々は新しく、好奇心と向上心を持ち続ければ、毎日が異なるワクワクだらけの日々になりますね。
この一節も年を重ねたからとか、若いからというのは無関係に
その人が
どういう生き方をしているか?してきたか?
そしてどういう捉え方で日々を生きているか?
それこそが人にとっては重要じゃないかということを
彼の言葉でも、そう言っているのだと思います。
世の偉人たちの言葉は日本であれ世界であれ根底の部分は共通していますよね。
素敵な一生を過ごすためのヒントの多くは名言に隠されています。
今日の名言:人生の疲労は年齢には関係ない
坂口安吾
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