本日は第１１節。対戦相手は、静岡県にあるアスルクラロ沼津です。
前回まさかまさかの、逃げ切り策失敗で、ロスタイムに失点でドローとなってしまい、
いずれ鴨池の悲劇と呼ばれる日が、、、こないか。
いまだ今シーズン、ホームの鴨池（#白波スタジアム）で勝利なしの状況です。
そろそろサポーターの前で勝ちたいですね〜。
スターティングメンバー
#大西勝俉 ＧＫ １３
#田中奏一 ＤＦ ２６
#岡本將成 ＤＦ ３
#藤原広太朗 ＤＦ ４
#砂森和也 ＤＦ ２４
#中原秀人 ＭＦ ３８
#田辺圭佑 ＭＦ ６
#五領淳樹 ＭＦ １１
#牛之濵拓 ＭＦ ８
#酒本憲幸 ＦW ２０
#米澤令衣 ＦＷ ３６
リザーブメンバー
畑実 ＧＫ ３１
#青山直晃 ＤＦ ２２
#野嶽惇也 MＦ １８
ニウド ＭＦ ３９
#枝本雄一郎 ＭＦ １６
#薗田卓馬 ＦＷ ９
#馬場賢治 ＦＷ ５０
前半
お得意の先手必勝ですね。１３分。
五領選手の右コーナーからドンピシャヘディング。米澤選手が今日も決めて先制点ゲットです。
１−０
米澤選手は今日も絶好調。これで４試合連続ですか？
鹿児島はいつも出だし好調なんですよねー。
悪い予感的中です。
ボールをもつと、キレキレに攻め入ってくる、染谷一樹選手にサイドを引き裂かれます。
テクニックもあり、スピードも結構あり、しかも目を見開いて、審判にも選手にも向かってくる、
ちょっと威圧的で気合いの入った、こりゃ厄介な選手だなーと思っていたのですが、
それ以前に、聞いたことある名前の選手だなーと思って調べてみました。
どうやら、岐阜を中心にJリーグで２００試合以上の出場歴をもつベテラン選手で、
快足とドリブルが武器の超攻撃的なサイドアタッカーなんですね。
しかし、今日の彼は随分と鹿児島FCを困らせてくました。
28分。
得意の右サイドから、高クロスで後藤虹介選手のダイビングヘッドゴールをアシスト。
更にその５分後。
３３分には、鹿児島FCのGK大西選手が前がかりになっていたポジショニングを見逃さず、
ループ気味のミドルシュート。
いやーな流れで
１−２。
前半を折り返します。
後半
なんとか、悪い流れを断ち切りたいところ。
五領選手に変わり、馬場選手投入。
この交代で、酒本選手は右サイドにポジション変更かな？
しかしこの作戦が功を奏すわけです。
５２分。
右サイドを突破した酒本選手が中央で待つ、馬場選手にパス。
DF数枚に囲まれながら、馬場選手の技ありトラップで、一気にDFをはがし裏へと抜け出す。
あと僅かというところで、相手選手に背後から足をかけられますが、これでPKゲット。
更に相手選手を退場に追い込むおまけ付き。
そのPKをしっかり米澤選手が決め、同点。
２−２。
７５分には、
これまで安定していたCB岡本選手に変え、ベテランCB青山選手を投入。
直前に、190cmの相手FW栗原イブラヒムジュニア選手が入ってきたので、
高さと強さに絶対的な青山選手で守備を再度引き締めようという意図でしょうね。
さらには、攻撃的な枝本選手を投入することで、攻撃の活性化を狙い点を取りに行くということでしょうか。
この作戦がいよいよ身を結びます。
一人少なり防戦一方の沼津に対し、鹿児島の攻撃的サッカーがいよいよ炸裂します。
サイドから、中央から、さらにはサイドバックやCBも攻撃参加に加わり、
酒本選手を中心に、クロスバーへの惜しいシュートやヘッドなどあと一歩のところまで責め立てます。
そして、８２分。
ついに、
中央でボールを受けた枝本選手からのパスを右サイドに抜け出した、中原秀人選手が受け取り、丁寧なクロスボール。
待ち構えていたのは、本日何本も惜しいシュートを放っていた酒本選手。
ヘディングでしっかり合わせついにGOAL !!!!!!
これで３−２。
ロスタイムには、スピード感あふれるサイドアタッカー野嶽選手を投入。
恐らくサイド突破をスピードで確実に封じる意図と、チャンスがあればシュートに持ち込み
追加点にも期待した器用かな？と感じました。実際に一本惜しいシュートを放ちましたし、
相手のサイド突破を０に封じ込めましたので、しっかり仕事をこなした印象。
そして、更にFW薗田選手を投入。
本来は点を取ることが仕事の選手ですが、時間稼ぎのボールキープという指示でしょうか。
悔しいとは思いますが、それでもチームプレーに徹したのはさすがプロです。
相手選手に囲まれ、蹴られながらもボールを奪われることなくしっかりキープし続けました。
そして９５分が過ぎようかという時間についに、タイムアップ！
ついに鹿児島ユナイテッドFCがホームタウンで初勝利をもぎ取った瞬間でした。
鴨池は声の出せない、でも声以上に拍手の大きな歓喜に包まれていました。
金鍾成 監督コメント
内容は色々と検討しなければならない部分もありますが、ホームで1ヶ月半以上勝てていなかったので、サポーターの前で勝てて、ひと安心ぐらいでしょうが、これからもどんどん皆さんの前で勝っていきたいと思います。
（攻撃面と守備面における内容について） 全体としてリズムはあると思われますが、最後それが得点に直結する部分をもっと作らないと、ゲームは相手のペースになったり厳しい流れになります。 最後の質の部分が大事です。 一方の守備について言うと、相手ボールの時にボールに圧力をかけに行くようにしているけど、行けない時に守備がずれたり、行けるところで行けなかったりというところは改める必要があります。
（数的優位を活かして勝てたことについては？） やはり相手が1人退場して、そこで相手が1人足りなかった部分はあるにしろ、こういう厳しいゲームもひっくり返さないといけません。 リーグを戦う上でこういう勝ちも必要なので、この結果を出したことが次につながると思います。
（次の試合と今後に向けて） 今は最低勝点1ではなく、上位に追いつくために最低勝点3という思いでトレーニングに挑んでいます。 ホームだろうがアウェイだろうが勝つことが大事になると思います。
J3順位
暫定ですが６位に上がってきました。落とせない展開が続きますが、まだまだJ2復帰に可能性は残されています。
次節は、藤枝MYFC。
このチーム、事前にリサーチしてみましたが、
なんと、超タレント軍団です。
かつての元レイソル１０番の矢澤選手や、元清水のテクニシャン枝村選手。
鹿児島県民なら知る人ぞ知る、高校時代あの半端ねぇ大迫とのコンビだった
W大迫のもう一人の大迫こと、大迫希選手。
調子乗り世代の巨漢FW、デカモリシ選手もいますね。
監督も名監督石崎監督に、シジマールもいる笑
対戦がとても楽しみです！
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