アルファ波とは何?
アルファ波とは、脳波の一種であり、リラックス状態や集中状態等で発生する波です。
脳内の周波数が8Hz以上13Hz未満の場合、この波は「α波」として区分されます。
日常生活では、就寝前や入眠直後に現れやすい脳波です。
脳波の種類
脳波には様々な種類があります。
イライラした精神状態の時に出現する「γ波」、緊張感のある精神状態の時に出現する「β波」、リラックスしていたり集中している精神状態の時に出現する「α波」、ひらめきが湧いたり、まどろんでいる精神状態の時に出現する「θ波」、そして、熟睡中や無意識状態の時に出現する「δ波」があります。
これらの種類を調べる方法は医学的な手段(検査)が必要となり、一般的な家庭では行なうことができません。
アルファ波のメリット
アルファ波には多くのメリットがあります。
脳波がアルファ波になることにより、心がリラックスし、脳が活性化します。
その結果、記憶力や集中力、免疫力の向上、さらに、アルファ波が活発な状態では、神経伝達物質である「ベータエンドルフィン」の分泌量が増えて「高品質な睡眠」を得られることが期待されます。
アルファ波の出現促進のカギは「音楽」
アルファ波の出現を促進するには、就寝時に落ち着いた気持ちにあり、外部からの睡眠を阻害するストレスを無くす必要があります。
その方法のひとつとして、「眠る前に音楽を聴くこと」が挙げられます。
高周波音を含む音楽を聴くことで、脳がアルファ波を発生しやすくなるとされています。特に4,000 Hz以上の音楽が有効で、リラックスさせて深い睡眠を促進します。
ジャンルでは、「クラシック」や「自然音」がアルファ波を引き出す効果が高いとされています。
※モーツァルトの曲やパッヘルベルのカノン、バッハのG線上のアリア等がアルファ波を効果的に引き出すようです。
また 、 自然の音 ( ヒーリングミュージック ) には 、 緩やかに変化する 「 1/ fゆらぎ 」( エフ分の1ゆらぎ) 」 といわれる特性があり 、自然の音は一定の(規則性がある)ようでいて 、 実は予測できない不規則なゆらぎが混在してアルファ波を生み出します。
以前弊社で作った動画でも一部アルファ波効果を使っております。
参考:「3月の雨より」
1分28秒〜
音楽を聴く際の注意点
就寝前に音楽を聴く際はヘッドホンやイヤホンを使わず、スピーカーから小さい音量で流すようにしましょう。
イヤホンやヘッドホンを使って長時間音楽を聴くと、聴覚に悪影響(難聴等)が及ぶ可能性があります。
また、睡眠状態に入ったら(スリープタイマー等の機能を使って)音楽を停止してください。
入眠したら脳波が「θ波」か「δ波」に変わりますので、逆に脳を覚醒状態にしてしまう場合があります。
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