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2022年4月4日読了時間: 5分

第4節鹿児島ユナイテッドFC vs. テゲバジャーロ宮崎「南九州ダービー」

前節見事な逃げ切りで勝利を飾った我らが鹿児島ユナイテッド。

今日は、お隣県、宮崎のテゲバジャーロ宮崎との、南九州ダービーです。

ダービー戦。かつて多摩川クラシコとか、埼玉ダービーなどJのチームのダービー戦を人ごとのように見ていましたが、時は流れ我が故郷でもついにダービー戦と呼ばれる試合が開催されるようになるなんて。なんだかすごい時代になりましたね。

Jが掲げた、Jリーグ百年構想クラブ　は着々と私たち地方出身者にも夢を与えているなと感じる瞬間です。

さて、宮崎は昨年J３に進出してきた新参のチーム。

まだ会場もそこまでは大きくないですね。

昨年J3 3位躍進と手強いチームでしたが、まだまだJ２に上がる基準(5分野の審査基準項目（競技、施設、人事組織、法務、財務）)み満たしておらずということでしたが、実力的にはJ2に近い強豪クラブ。

本日はホーム戦過去最多となる２７００人のサポーターが詰めかけたとのことです。

昨年と比較しても、客席結構入っている印象を(TVでですが)感じたので、

両県注目の南九州ダービーなのでしょうね。

さて、気になるスタメン

GK 31 #白坂楓馬

DF 17 #星広太

DF 4 #広瀬健太

DF 23 #岡本將成

DF 5 #薩川淳貴

MF 35 #中原秀人 89'

MF 30 #木村祐志

MF 10 #ロメロフランク72'

FW 11 #五領淳樹 83'

FW 9 #有田光希 72'

FW 36 #米澤令衣

控えメンバー

GK 1 泉森　涼太

DF 50 井原　伸太郎

MF 14 #野嶽寛也 89'

MF 15 #渡邉英祐 83'

MF 20 #圓道将良 72'

MF 8 #牛之濵拓

FW 19 #山本駿亮

ちなみに、宮崎にはあの工藤壮人(くどうまさと)が所属しています。

五輪候補で、海外（カナダ）でのプレー経験もあって、

A代表でも四試合出て点も取っている選手です。

私の中では、結構印象の良いままいつのまにか消えてしまった印象。

まだ３１歳、いやいやJ3にいて良い選手ではないんでしょ。

それともよほど早熟だったのかな？（若い頃に活躍していた印象が強いので）

確か、得点力が高くて、両足、頭でも点が取れて、抜群に速いとか強いとか上手いとか

じゃないのですが、全体的な平均スキルがそこそこ高い、万能型のストライカー。という印象でした。wikiで近年の成績見ましたが、確かにここ数年はかつてのような得点力は落ちている印象。まぁとはいえ名選手の加入とはすげーな宮崎。

鹿児島のスタメンは代わり映えしない今シーズンお馴染みメンバーですが、、、、

個人的には、なんといっても、うっしー！！！！

牛之濱選手のベンチ入りでしょうか！

昨年大怪我から、一年以上、いやー待ちましたよ。

これで出てくれれば、久々のカムバック試合になりますね。

試合について

好調の鹿児島。序盤から猛攻を仕掛けます。

攻撃陣も絶好調。両サイドの五領さん、レイくん、走る走る。

さらには、攻撃的SBの星選手、薩川選手も絡んで、超スピード感あふれるサイド攻撃を展開。

中央からは、ロメロ選手のドリブルでのチャンスメイク、ボランチの秀人選手と木村選手の正確な長短のパスからしっかりゲームコントロール。

しかし今日は空いてゴールキーパー植田峻佑選手が当たっております。

2011年前身のヴォルカ鹿児島時代〜2017年シーズンまで、

鹿児島に在籍していたGKですね。

そこまで大柄な選手ではないんですが、ベテランらしい安定感と思い切りの良い飛び出しが見ていて気持ちの良い選手でした。

試合が動いたのは、後半６分。

右サイドから五領選手がプレッシャーを与え、こぼれたところを、

星選手が広いそのまま突破し右からクロス。J3屈指の必殺カウンターですね。

中央から走り込んできた 有田光希選手がダイレクトでシュート。

非常に難しいボールだと思いますが、確実にミートし電光石火の技ありゴール。

鹿児島先制点！

攻勢を強める鹿児島ですが、粘り強いテゲバジャーロ。

その後もゴールを阻止し続けチャンスを窺います。

後半２５分、これは仕方ないですね。

ＦＷ #岡田優希　選手がペナルティエリアのちょっと後ろあたりからボールを貰うと、

丁寧な #コントロールシュート。

こりゃキーパーとれねーよなー。

というようなゴール右隅に狙いすました綺麗なゴール。

その後も一進一退の攻防は続きましたが、結局両者とも追加点をあげることはできず。

引き分けに終わりました。

宮崎県と言ったら、全国区で鵬翔高校が有名ですね。全国制覇もしている九州の強豪高校です。

元日本代表といえば、ユーテリティプレーヤーだったW杯戦士の伊野波雅彦、ポストプレイの旨さやスペースへの飛び出し、上手くて速くて器用なFW興梠慎三、名ボランチ増田誓志あたりが知名度的には有名ですが、他にもナニワのゴンと言われていたフィジカル系FWの中山悟志 (元五輪候補)なんかもいますね。日本代表選手には必ず何名か九州出身者いますし、改めて九州サッカーはどの県も逸材を生む土壌のある、ハイレベルなエリアだなーと思っています。

そんな中、昨年現れて既にハイレベルなサッカーを魅せてくれる宮崎。

今後も油断できない好敵手になりそうです。