中国を中心に拡大する新型肺炎ウイルスへの感染予防のためか、
イタリアの国立音楽院「すべての東洋人へのレッスン中止する」と発表したらしい。
当然、現地の教員や生徒からも波紋を呼んでいる。
記事参照(朝日新聞)

ローマ サンタチェチリア国立音楽院
もちろん、ここまで拡大してしまっている以上、まずは沈静化するまで
大人しくしておくのがセオリーであるが
しかし、「東洋人に」というのは正直気にくわない。
ボーダレスなヨーロッパにおいて、いや多国籍なこの時代において、
その垣根を未だ作ること自体がナンセンスである。
●●系東洋人もいるわけだし、
母国に接触をしていない東洋人も多いわけで、
一概に東洋人とするのは、かのユダヤ人迫害という人類歴史至上でも最悪の人道的殺人事件を犯した
かのヒトラーのように、ふざけた発表とも言える。
歴史を繰り返すような阿呆な発表は慎んで欲しい。時代は変わりつつある。人々の考えも進化すべきである。
とにかく平穏を祈るしかない。
と同時に、全てを一括りにして人種差別するのはこの時代ナンセンス、あってはならない。
そう感じた。
Comments